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いよいよX-Plane12がリリ－スされました。早速X-Planeの公式サイトからEarly Access版$59.99で購入しました。価格は当初の発表通りでしたが、最近の円安の影響で日本円で9,000円程となりますので割高感があります。まずは、とりあえず飛んでみましたので、あくまで一個人の印象ですがファーストインプレッションとして今回は天気や気候と言った部分から見てみたいと思います。

X-Plane11はSTEAMから購入しましたが、どうしても早く遊びたかったので公式サイトから購入しました。そのうちにSTEAM版も出るでしょう。インスト－ルは今回も地域毎に可能ですがすべて入れましたので結構ドライブの容量を使います（全部で90GB程度）。ネット回線の速度や時間にもよりますが、私は速度の遅い時間帯にダウンロードしましたので2時間近くかかりました。

前作（X-Plane11）と比較して良くなっているのはやはり雲や雨の表現が向上している点です。雲はふんわりとした感じがよく表れています。但し、MSFSと比較するとMSFSの方がコントラストがはっきりしてるかなと感じます。前作のように上昇中の雲を抜ける時に平べったい部分があったり、クルッと回転するような（うまく表現できずすみません）雲はなくなっています。雨も前作でも有償や無償のアドオン機体によっては窓にあたる表現に工夫が凝らされていましたが、今作ではデフォルトの機体にも反映されています。

今作から季節の変化が楽しめるようになりました。これまでも外部のアドオンソフトを導入する事で実現できていましたが手間もかかりました。その点、今回からは季節の変化がデフォルトで機能します。夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と変化します。また、雨天時の滑走路やエプロンの水たまりや冬場の凍結などもよく表現されています。また、風に木が揺られる演出もされています。

以上のように天候や季節の表現がとても良くなったX-Plane12ですが、風景のリアルさはMSFSと比べるとやはり劣ってしまいます。比較する対象ではないかもしれませんが、風景のリアルさを求めるとX-Plane12は少々ガッカリするかもしれません。それでも前作よりは建物などは良くなっていると思いますし、空港のボ－ディングブリッジなんかも今作から可動します。また、波打つ水の表現もきれいです。まあMSFSはゲーム性の濃いものである一方、X-Planeシリーズは実際にFAA（アメリカ連邦航空局）が飛行訓練用として認めていますので、飛行特性のリアルさを追求するフライトシュミレ－タとして楽しめばよいですね。

今回はX-Plane12、ファーストインプレッションその1として天候、季節等を中心にレビュ－してみました。次回はデフォルトの機体について飛ばしてみたいと思います。